記事一覧

セフェラン様&台詞ないけどゼルギウス

目的地の屋敷の前に着くと、正面から扉を開け放って中に踏み込んでいく。
突然の自分の来訪に驚いて使用人たちが声を掛けてくるが、何も耳に入ってこない。
屋敷の奥へと入り込む足がやがて歩を早め、殆ど駆け足のような速度で廊下を進んでいく。
「今は誰も入らぬ様に、との事で…!」
そんな執事の制止を振り切り、セフェランは扉を開けて中に飛び込み、後ろ手に鍵をかけた。
部屋の隅、寝台の端に腰かけている館の主。その膝にすがりついて、セフェランは泣き伏した。
膝の主の意識はここになく、自分一人しかこの部屋にはいない。だから泣いて泣いて泣いて、彼が戻ってくるまでずっと泣いた。ひとひらの白い羽を握りしめながら。

蒼炎から10年以上前の話、のつもり。
多分、パルメニー神殿にでも行ってきたんでしょう(超適当)。
ここはゼルギウスなら慰めるんでしょうが、アイクなら殴るところんだろうなあ。殴るのが正解ですけど。

ファイアーエムブレム::蒼炎・暁 | 2007.06.15 15:46 | comment(0)

台詞いじり。

蒼炎19章、ネサラとの戦闘前の台詞より。
原文を載せるのはまずそうなので、載せていません。
冗談の解る人のみどうぞ。↓

(続きを読む)

ファイアーエムブレム::蒼炎・暁 | 2007.06.15 14:05 | comment(0)

神使様ご幼少のみぎりのこと。

「セフェラン、やっと来たのじゃな!」
裾を踏んで転びそうになりながら、サナキは草の上を駆けてセフェランの元に走り寄った。そうして彼の白い法衣の裾に抱きつき、セフェランに頭を撫でられるとくすぐったそうに微笑んだ。
「サナキ様、あまり走られると転びますよと、いつも申し上げているのに…」
「転ぶくらい、わたしは気にせぬ。それより早く、早く一緒に遊ぶのだ!」
まだ小さい手がセフェランの服の裾を熱心に引っ張ってくる。自然とセフェランの顔も綻び、優しい笑顔を浮かべた。
「分かりました。それで、今日はどうなさいますか?」
「おんぶじゃ!」

え。

その日の夜。
「セフェラン様、私です。夜分に失礼致します」
そう言ってゼルギウスがセフェランの私室に入ると、部屋の主は寝台に倒れ伏していた。
「セフェラン様!?」
ゼルギウスは慌てて寝台に駆け寄り、セフェランの体を抱き起こそうとした…が、その時。
「痛っ! 痛い、ゼルギウス、手を放しなさい!」
「えっ…?」
ゼルギウスはぱっとセフェランから手を放した。すると、セフェランはしばし何やらうんうん呻いていたが、やがてよろよろと体を起こして寝台の上に起き直った。
ゼルギウスは寝台の前に片膝をつき、それから顔を上げて
「我が主よ…一体、どうなさったのですか」
と、セフェランに訊いた。
「今日はサナキ様のお相手をしましてね…少し、無理をし過ぎました。腰が痛くて…子供の遊びの相手というのは、随分疲れるものなのですね…」
そう言ってセフェランは苦笑した。彼は一瞬遠くを見るような目つきになったが、すぐに意識を現在に戻し、ゼルギウスを見た。
「すみませんがゼルギウス、水をもらってきてくれませんか。それと、今夜の夕食は要らないと伝えてください」
「よろしいのですか?」
「ええ」
その代わりこれがありますから、と言って、セフェランは寝台の脇の机のユクの実を指さした。

セフェラン様はテリウス大陸最強の生き物だと思います。
ちなみに一番美人なのもセフェラン様だと思います。ラフィエル兄上とどっちが上か悩みましたが。

ファイアーエムブレム::蒼炎・暁 | 2007.06.14 22:32 | comment(1)

例の二人きりお泊まりの夜(※18禁)

ネサリュシ。

(続きを読む)

ファイアーエムブレム::蒼炎・暁 | 2007.06.13 08:36 | comment(0)

鷺さんゆうびん

白鷺さんからお手紙着いた♪

 『エルランさまへ
  この前は、現代語をおしえてくださって、ありがとうございました。
  さっそく現代語でおてがみをかいてみました。』

黒鷺さんたら読みつつ食べた♪

 『リアーネ殿へ
  お手紙ありがとうございます。美味しく食べさせていただきました。』

ネサラ「…って、食ったのかよ!」
リュシオン「すごいな…エルラン殿は」
ネサラ「お前も憧れんなよ!」

私はエルラン様をどういう目で見ているのだろうか。

ファイアーエムブレム::蒼炎・暁 | 2007.06.12 20:22 | comment(0)

ページ移動