☆次回の更新予定☆
- コンラッド×シュトッフェル、(タイトル未定、おそらく年齢制限有り)
一部抜粋。↓
「どうぞ」
これが最高だろうと自負している、しかし心からの微笑を俺が浮かべてみせると、あの人の目が丸くなった。
狙い通り意表を突けたことに内心満足しながら、
「貴男に似合う薔薇を見つくろってまいりました」
と俺が言いながら手にしていた花束を差し出すと、あの人はぶつぶつと不機嫌そうな口調で何か言いながら、辺りに落ち着きなく視線を彷徨わせ始める。
だが俺の視線は、薔薇の花に負けないくらいの赤みを帯びた、あの人の横顔に釘付けだった。
「ふ、ふん…こんなもので、ワシがほだされると思っているのか」
いいえ。でも。
「でも、花に罪はありませんから」
ところで話は変わりますが、今日はエイプリルフールですね。
(すんませんすんません、トリプルすんません。)