その時思いました。
力の指輪を擬娘化したら、かなりヤバイ物語になるのではないかと。
…。
すいません。もう黙りますのでファンの方、どうか許してください。
昨日、構想落書き用のメモ帳を開いたら、「ディモルフォセカ~」の下書きが出てきました。
18話・19話辺りのシーンでしたが、この辺りは自分でも割と気に入っている場面なので、普通に読めました。
いえ…ね、これが気に入っていない場面なら、もう…悶絶モノなのですよ。ええ…。
以下、「ハンニバル・ライジング」の読後感想。
興味のある方はどうぞ。
本屋に原作を買いに行ったら、上・下巻だったので驚きました。少し疲れていたので、そんなに読み通す元気があるかなーと思っていたのですが、昨日で読破してしまいました。
ストーリーの時代は戦時中~戦後まで。レクター博士(まだこの頃は「博士」じゃないんですが)は孤児となり、叔父夫婦に引き取られ、医学生になります。彼は最初、妹を亡くした時の経緯をすっかりぽーんと忘れてしまっているのですが、やがて思い出し、妹を奪った連中に復讐していきます。
博士の表面上の謎を少し突っ込んでさらい取った様な感じで、全てを暴き尽くさずに終わっていました。
まあ、そんなものだろうとは思っていました。ウィル・グレアムが「他に病名を付けようがないから『社会病質者』とされているが、あいつは怪物だ」と言っていたように、暴き尽くしたら物語に矛盾が出ると思っていたので。
けれども、とんでもなく予想外な所があったので面喰らいました。
今回の重要な登場人物といったら、勿論妹のミーシャなのですが、他には、日本人の叔母の紫夫人がいます。魅力的な貴婦人で、生け花や俳句といった日本的な素養を博士に教育していきます。もう想像するだにエレガントな女性です。映画ではコン・リーが紫夫人を演じるのですが、ああもう、今から楽しみですわ。