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記事No.199のURL一体いつになる事やら…

トマス・ハリスの新作「Behind the Mask」ですが、全く邦訳出版される気配がありませんね…。

…。

ひょっとして、映画「ヤング・ハンニバル」の公開に合わせて出版する気なんでしょうか。そんな気がします。
だとしたら「ちょっと待てやコラァ(怒)」などと暴言を吐きたくなります。話題性で本を売る気なんでしょうか。

ただ、「ヤング・ハンニバル」については、前評判から、期待出来そうな印象を受けます。
まだ撮影が始まったばかりの筈ですが、何てったって、ハリス自身が脚本を書くんですからね!! イェイ!!

物語は少年期~青年期にかけて、レクター博士がいかに殺人鬼になっていくのか…というものだそうです。
博士の青年期役をギャスパー・ウリエルが演じるそうですが、巷じゃやたらと「美形だ」と騒がれてます…が、いやいやお客さん、博士は元々美形なんですってば。

映画の中では、レクター博士が両親と妹のミーシャを亡くしたエピソードについても描かれるそうです。はっきりした事は不明ですが、多分描かれるでしょう。というか、是非入れてください。特にミーシャの死については、絶対入れてほしい。ないと心の底から泣きます。

続き

元々、そのエピソードは小説「ハンニバル」の中で記述されているんです(が、「ハンニバル」映画化にあたり、スコット監督は爽やかに削り落としてくれました。いけずだ…)。
一部のファンの間では「博士を暴いてしまったことで『怪物』ではなくなった」と叩かれているエピソードですが、私は重要なエピソードだと思います。あれを省いてしまったら、ただの娯楽小説になってしまうと思うのです。

映画の公開は来年以降になるでしょうか。
ああああああああ…待ち遠しい…。

  • 2006/06/18(日) 12:16
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  • 日記