以前面白そうなツクールゲーを探していた時に見つけて冒頭だけやったものの、真面目な中世ファンタジー風のストーリーのように見え、当時はそういう気分ではなかったので積んでいました。
が、お堅い中世ファンタジーの板子一枚下には混沌が詰まっていました。
以下感想。
ゲームの特徴
- ゲームブック風RPG。マップを歩き回るのではなく、探索ポイントを調べて回り経験値などを得る
- 戦闘はツクールのコマンド式
- 主人公は4つの出生から選ぶ。それぞれ固有イベントあり。また性別・顔・名前は変更可。
- 仲間キャラとの好感度システムあり、主人公の性別によって一部ペアエンド変化
- 周回要素あり
ゲームバランスがとても良いです。
レベル上げが要らない(というより出来ない)上、戦闘では状態異常が重要。ちょいと頭を使えば楽が出来る、というのがとても好きです。
クリアまでの時間があまりかからない割には、最初から最後まで一定して非常に楽しめました。何でこのゲーム最初に積んだのかとあの時の自分にちくわ刺したい。
ストーリーは基本的にシリアスですが、たまに空気を読まずにとんでもないギャグが登場します。が、それでいて世界観が破綻していないのは、かなり多くの神話や小説などのオマージュを含んでいるからだと思います。情景描写の文章力が非常に高く、無駄なく読みやすいため、ゲームにどっぷり浸ることが出来ました。
指輪物語のアングマールの魔王のような予言に縛られた中ボスが多く、攻略のヒントを探すのが楽しかったです。大鹿があまりに可愛くて速攻で射殺してしまう(*´Д`)
一周目。
「こういう職業選択有のゲームでは、盗賊が能力的に有利な場合が多い」。
そんな持論で罪人女で開始。顔はクーデレなイメージで3番目。
やったーツインテ姉妹だーと思っていたらプロローグで(゚Д゚)
探索スキル・好みと相談した結果、キレハ・メロなんとかさんをスタメンに。面子を必要に応じて入れ替える発想がまだ無かったため、火力不足で少々辛い面子でした。あと、「趣味は料理」の一文に騙されました。詐欺ってレベルじゃねーぞ!
どっちを落とすか悩んだものの、小人の塔でメロさんの変態性癖が露呈した瞬間、即座にキレハの元へ。変態は好きだが、いたいけな少女達の前で何をしているのでしょうね、彼は。
初回はトゥルーエンドでした…パリスごめんよ。
二周目。
しーぽん攻略を目指して顔4女。しーぽんが14歳くらいのようなので、ロリ顔を選択。
ツンデレの男を追いかける一昔前の少女漫画のような展開は、見ていて生暖かい気持ちになりました…が、職業が被るわ、装備制限がきついわで大変でした。しかもしーぽんがよく開錠を失敗して死ぬ。
鍵の書争奪戦の時は、しーぽんのドS加減にときめきました。フィーがしーぽんを好きなのだと考えると、しーぽんは自分に好意を寄せていた女の子に返り討ちに遭い、プライドを引き裂かれて堕ちていくという…可愛いのうぐへへ。
しかしながら、それでもしーぽんが好きなフィーはMなんじゃないかと……それも人気の理由の一つなのでしょうか。けどお師匠が死ぬので、このルートは正直辛いです(´;ω;`)
三周目。
なんかエロいからという理由だけで顔2女にしたものの、チュナが神殿に通っていることに萌えて顔2男でやり直し。マイナーカプだっていいじゃない、萌えるんだもの。
因縁キャラのメロさんと戦闘になることは容易に予想できました。だって加護とか加護とかもうね…正体隠す気ないね。
来るべき対決に備えて攻撃魔法を揃え、ついでにメロさんにキス対決を押しつける等酷使した結果、神官にドSのイメージが定着。しかもメロさんドMっぽい。主人公に拒否権がないところにヤンデレの気配を感じます。
ランダンでしーぽんに自分から喧嘩を売っていましたが、生理的に合わないのか。正直、「開き直っている屑」と「言い訳がましい屑」という違いしかないと思うのですが、だが、そこがいい。
四周目。
この為に取っておいたフラン攻略のため、顔1男で開始。
主人公のステが優秀・王道のストーリー展開・強力な専用武器と三拍子揃った、明らかに一周目にするべき内容でした。しかもキャシアスとフランは探索スキルが被らず、相性が良いという。ついでにアルソンとも仲良くしようと思いましたが、探索スキルが足らんので速攻でメロさんと入れ替え。同じ鈍足なら、杖持てて回復出来る方がまだいいなと…しかしメシマズしかいない事に気づき、ドクターに本を貰いに走りました。
時渡りの剣は非常に強かったんですが、入手するのが竜も含めてあらかたボスを倒しきった後なので、正直ありがたみが薄かった…早解きしすぎるのも考え物ということなのか。

地味だが強いぞ! 枯れてるけど強いぞ! 頭が寒いけどハゲてはいないぞ、多分!
素早いと思いきやそうでもなく、柔らかいと思いきや意外と固い。有用な特殊攻撃があまりない割には基本ステータス・装備可能アイテムが優秀なため、MP回復要らずの財布に優しい兄貴。さすが貧乏なだけはある。
盗賊男はダメ人間×4でつるむのが心の癒し。

最初は、料理の成功確率も普通だし、調合も野伏で取れる為あまり使っていなかったんですが、杖が装備できることに気づいてから有用性に気づきました。あと、基本的にハードスケジュールな日程で進めるので、鍛冶がダンジョン内で出来るのは非常に助かる。
ちょっとシャレにならないくらいの鈍足ですが、ドーピングするだけの価値はありました。

探索スキルの都合上あまり使わなかったものの、一周目の盗賊ルートの固有イベントで連れて行ったとき、その高火力と素早さで強いキャラなのだという事は理解しました。何気にワイヤートラップ持ってるし。
が、それでも使うのはラスボス戦くらい…装備制限と探索スキルを覚えるタイミングがつらい。

棘のないツンデレというか、「素直になれないだけで根は優しい」ところに非常にときめきました。しかもメシウマで弓使い。犬耳かわええ。
一周目は状態異常や弱体化の有効性に全く気づいていなかった為、攻撃力も防御力もいまいちだなーと思っていましたが、それでも愛で使い通し、アイリで百合エンドに走りました。なんか制作者様も百合担当のつもりで作っているのではないかと思える節が垣間見える。

ドSキャラなのに何故か優しくしたくなる。くっそこれだから子供は…でも到底殺せない…。
初めて使った時には全体攻撃の威力に感動したものの、耐性・属性の微妙さや装備制限から、ゲームに慣れてくるとどんどん使わなくなるという悲しいキャラでした。会話面白いのに。せめて地属性の術を持っていればなあ。
神官ルートでメロさん共々連れ歩くとギスギスした空気を楽しめます。

最初は回復専門かーと思いきや、破魔の理力やワイヤートラップを覚えてから評価ががらりと変わりました。あと装備制限がいいね。
肝心の神官ルートで連れ歩くのが非常に難しいですが、盗賊女ルートでキレハ共々連れ歩き、百合百合しい空気を楽しむのもそれはそれで一興。

カジキ振り回しながら騎士女のところへ笑顔で駆け寄ってくるイメージ。カジキに長大属性がないのが非常に惜しい。
騎士女ルート以外では酒場警備員。一周目の街奪還イベントで初めて使った時は、結構強いなーと思ったんですが、それでもあまり使う気になれない…やはり探索スキルと魔術が使えないせいなのか。

基礎能力が高いのは勿論、特殊攻撃に劣化・状態異常を含むものが多いため、非常に強いという印象。ボス戦ではコスパが悪いと言われますが、属性は揃っているし、劣化した後素手で殴ってるだけで有用なキャラだと思います。おかげで装備制限のきつさも気にならない。

装備制限がきついので私はパリスの方をよく使いますが、可愛い・速い・献身的・絶壁と実に素晴らしい。彼女のメシマズは許せる。14歳の件でちょっと陰が差しているところも魅力。おかげでメイドの良さにようやく気づきました。
キャシアスと穏やかな愛を育んでほしいものです。

神官ルートの追加会話の条件は好感度20以上でしたが、自分が間違っていると知りつつ、そんなに好きな相手を二度も殺そうとするとはなんてしょーもないマダオ…いっそ素晴らしい。
ヤンデレっぽい上に抑圧されてそうなので、なんかハードエロ担当というイメージ。触手もあるし。ただし神官主人公なら性別不問のような気がするよ…神の愛を人に求めてはいけないって、かもかての某美形神官が言ってたよ…(遠い目)。

なんかすごく抱き上げたい感じがするのは何故なんだぜ。
パリスが健全なシスコンなので、盗賊男で義兄妹イチャイチャするより、ちょっと距離を置いて神官か賢者ルートで攻略した方が萌えます。
罪人ルート以外仲間にならないのは仕方ないとしても、ドーピング出来ないのは非常に残念でなりません。
十世×ダーマさんはありだと思います。
以上。