鴉鷺好き(←断言)のかずまさんと鳥翼族談議をしました。
そうしたら、話はいつの間にやら、
『鳥さん達を昼メロっぽい関係にしたらどういう展開になるか』
という方向に行きました。
かずまさんは昼メロ幼稚園児(=昼メロ知識が皆無)である為、僭越ながら私が、
「違うッ! 昼メロならここはこういう展開だーッ!」
と口うるさく主張した結果、何だかすごくベタな話が出来ました。
…かずまさんが昼メロ幼稚園児なら、私は昼メロ小学生という程度のレベルでしかないです。
その為、昼メロの何たるかを激しく勘違いしている可能性があります。
それでもなお、どんな話か興味がお有りの方は、続きをどうぞ。
ただし、キャラのイメージと性格を著しく破壊している為、そういうのが駄目な方はお読みにならない方がいいです。
基本鴉×鷺で、ものすごく半端な所から始まります。でも、結構長いです。
…本当に読んでもいいんですね?
(注記)
リュシオンがヒロイン(笑)です。でも男ですよ。
舞台は、よく分かりませんが多分現代。
リュシオン・ネサラ・リアーネの3人は幼なじみ。
ラフィエル兄上は婿入り済です。
えー…ごく当たり前にネサラとリュシオンが相思相愛です。
が、まだ二人は清い仲です。
リアーネの方は昔からずっとネサラが好きで、兄様なんぞより遙かに積極果敢にネサラに迫り、抱いてほしいと求めます。
が、ネサラたんは拒否します。
拒まれたリアーネは怒り、リュシオンの前で、ネサラとさも何かあったかのような言動を見せます。
誤解したリュシオンはネサラを引っぱたいて、「リアーネに何をした!」と激怒。
ネサラはリアーネの立場を悪くしたくない為に本当の事を話さないんですが、そのせいでリュシオンは傷つきます。
ばかばかネサラなんかもう知らない、私の事が好きだって言ったくせに何なんだお前は…と思ったリュシオンは、ネサラとの将来(構想があったらしい・笑)をつい考え直してしまいます。
えっと…すいません。この時点でかなりキャラ壊れてますよね…特にリアーネ…。
他にいなかったんですよう(涙)。
実際はもっとこれより前に、ネサラとリュシオンの色々なエピソードがあってしかるべきなんですが、まあ気にしないでください。
そこへ、父ロライゼ様の突然の入院。
えー…ロライゼ様は何かの病気にかかりますが、命は取り留めます。何の病気でしょうねえ(※アバウト万歳)。
しかし長期入院生活は避けられず、セリノス家(←?)は次第に傾きます。
ラフィエル兄上は大丈夫かと心配してきますが、既に結婚して家庭を持つ兄上に心配をかけまいと思うリュシオンは、実情を伝える事なく独力で頑張ります。が、大した事は出来ず、生活はだんだん逼迫する一方。
ネサラは金も力もない方の色男な上、現在リアーネの事があって関係がこじれている為、リュシオンを精神的に支える事も出来ません。
そこへ登場するのが、ラフィエル兄上の御友人ティバーン様。こっちは金と力がある方の色男なのですが、リュシオンの事が好きで、兄上の為というよりリュシオンの為に色々と世話を焼いてくれます。
ティバーン様はリュシオンとネサラの仲を知っているんですが、こんな時に何にもしないあいつよりは自分の方がずっとお前を幸せにしてやれる、と、リュシオンにプロポーズ。ネサラにも同様の事を言います(※プロポーズじゃありませんよ・笑)。
ぎゃー、鷹王の役回りが最悪だ!! すいません!
いや…これでも良くなったんです。初期はもっと最悪でした。
何なんだそのプロポーズのタイミングの悪さは…拒絶できねえよ…。
…出来ればティバーン様が既婚者で、リュシオンを囲ってしまうとなお良かったんですが(良くねえよ!)、いかんせん相手が思いつかないので断念しました。
リュシオンは迷います。
自分はネサラの事が好きだけど、同時にロライゼ様やリアーネを守っていかなきゃならない身。
どっちを取るか散々一人で悩んだ挙げ句、リュシオンはティバーン様との結婚を決めます。
…エルラン様には「お金の為に結婚するんですか?」と突っ込まれるんですがね。
父上・兄上・リアーネはリュシオンの結婚を純粋に喜ぶんですが、ネサラはかなりショックを受けますが、なーんにも口出し出来ない訳です。
エルラン様はロライゼ様の弟、という設定で、現在バーの歌手として生活しております。
勝手に家を飛び出したが為に親類縁者にはもう存在しない者と見なされているのですが、なんかやたらと色々詳しいので、ロライゼ様やリュシオンたちには信頼されてます。
恋人がいるかどうかは知りませんが、バツイチです。
で、リュシオンはティバーン様と結婚します。でもティバーン様にどこか他人行儀なままで、平和ながら何だかしっくりいかない生活。
おまけにやっぱりネサラの事が好きなせいで、きやつと不倫関係に陥ります。別れなきゃいけないと思いつつも、ずーるずると何度も以下略。
ところで、ヤナフはティバーン様の秘書なんですが(ウルキは?)、奴もリュシオンの事がほんのり好きなんです。ティバーン様が忙しい時は代わって時々リュシオンの様子を見に行くんですが、寂しがっているリュシオンを見て、きゅーんと心が痛むのです(←どこの乙女だ)。
しかし彼はリュシオンの不倫に気づき、その裏切りに憤り、当人を非難します。悩むリュシオン。
一方、ネサラの方の経営(何の…?)が悪化し、ネサラはやむを得ずちょいと悪い商売に手を出します。
ところが、それをリアーネに知られてしまいます。リアーネはネサラが不倫している事も知っていたので、リュシオンと別れて自分と結婚してくれなければ、商売の事をバラすと脅迫します(やだよ、そんなリアーネ…)。
ネサラにしてみれば、部下を路頭に迷わせる訳にはいかないし、何だかんだでどうしてもリアーネの事は嫌いになれないし、リュシオンとはやっぱり別れなきゃいかんし…という事で、リュシオンに向かって「俺はリアーネと結婚するから、お前とは終わりにしたい」と言います。
…はい、ここで問題が発生します。
昼メロチックに話を進めるなら、ここでネサラと別れた後、リュシオンの妊娠が発覚しないといかんのです。そういうものです(断言)。
しかし、流石にそりゃあ無理があるってもんです。
という訳でこのお馬鹿な話、つづかない。